鹿児島モルトウイスキーラボ BarBILBAO

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ケンミンショー

先日の “ケンミンSHOW” で鹿児島のことをやっていましたね。
鹿児島のウイスキー消費率は、なんと47位だそうです。
焼酎文化で納得しそうになりますが、鵜呑みにするには怪しいですね。
日本大手のウイスキーメーカー(サントリー、ニッカ)による、小売店への県単位出荷数を元に番組を作っているのであればそうなるでしょう。



しかーーーし!
日本のウイスキーも素晴らしいですが、スコッチやバーボンが多くのウイスキーファンに好まれる傾向にあり、また、種類・量ともにジャパニーズウイスキーを圧倒、そのほとんどの商品を日本メーカーでは扱っていません。
そのようなウイスキーは、インポーターや平行ディーラーを経由して消費者の口に届きます。
地方の飲食店は、オンラインショップを利用する場合も多く、その際の輸送コストを下げるために他の商品(サントリー角など)も平行に購入したりします。
そうなれば、鹿児島の酒屋はさらにメーカー取引量が減ります。
また、地方となれば小売店を介さず飲食店と直接取引しているインポーターも存在します。
もともと娯楽の少ない地方は飲酒が増える傾向にあり、鹿児島は人口でそこそこの順位です。
ウイスキー消費者が口にする量を測ることは不可能ですし、その他の複雑な流通と諸事情を無視して小売店リトマス試験紙にすれば、消費データーとしては大間違いの可能性があります。
by Bar BILBAO


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