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キンクレイス - KINCLAITH

幻のウイスキーキンクレイス” 。
通常、“幻” とは購買意欲をあおったり誇張表現として頻繁に用いられますが、キンクレイスに関しては本物です。
シングルモルト愛好家ならすでにその貴重性は十分ご存知でしょう。


キンクレイスとは?

キンクレイスをご存じない方のために簡単に説明。
キンクレイスはグラスゴーで最後に建設されたモルトウイスキーの蒸溜所で、1957年にストラスクライドグレイン施設の中の一部に建設された。
米シェンレイ社の子会社であるシーガー・エバンス&ロングジョン社が所有していた。
大半がロングジョンのブレンド用に使用されたためシングルモルトとしては入手不可能だったが、ほんの若干数がボトラーに渡っており、それらが極々まれにリリースされるに過ぎない。
1975年にホイットブレッド&カンパニーに売却された。
ストラスクライドグレインの生産拡大を決定したため、キンクレイスの時代は終わりを告げた。
その際、スチルは撤去されコーヒー用のスチルが据え付けられ、1982年には完全に取り壊されてしまった。
20年足らずしか操業しておらず、蒸留機自体が取り壊されたので二度と生産することはできなく、 “幻” の名は伊達ではない。
操業中には日の目を見ることはなかったが、多くのシングルモルト愛好家に惜しまれながらも消え行くシングルモルト


キンクレイスを飲もう!

キンクレイス - KINCLAITHメロンの風味が特徴のキンクレイス。
シングルモルトファンなら一度は飲みたい逸品 ・・・。
この超々貴重なキンクレイスをシングルモルト倶楽部で飲もうじゃないか!という提案です。
今回、狙っているキンクレイスはシグナトリーから2004年にリリースされた “キンクレイス 1969” などどうでしょう?
もしくは、ダンカンテイラー “キンクレイス 1969” でしょうか?
本当は、ゴードン&マクファイルが90年代にリリースした “キンクレイス 1967” あたりがいいのでしょうが ・・・ 値段が ・・・。

キンクレイスが 160,000円と仮定し、1人 13,000円 だと 13人集まれば抜栓が可能です。
会費が 15,000円程度で人数しだいでは、同じローランドモルトとして “幻” の称号が勝るとも劣らないレディバーン - LADYBURN” も同時に試飲できるかもしれません。
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この企画は時間がかかるでしょうが、実現できればと思います。
by Bar BILBAO


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