鹿児島モルトウイスキーラボ BarBILBAO

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カクテルは材料にこだわる

この記事は、“カクテルは家庭で気軽に作るのが起源”から読み進めていただければ幸いです。
カクテルの材料を大きく分ければ、酒, 氷, ソフトドリンクで、お酒は好きなものなんでもいいのです。
好きなものがなかったら、なじみのBARに相談してみてはいかがでしょう。
ここではソフトドリンクと氷を取り上げ、ソフトドリンクはジュースについてレポートしました。
以下の2点をこだわり、かつ、材料を冷やすということを忘れなければ、あなたの作るカクテルは飛躍的に美味しいものに!
by Bar BILBAO


純氷

自宅でカクテルや水割りを作ると、すぐに水っぽくなった経験をお持ちの方も少なくないと思います。
これはご存知、氷の質と保存する温度で決まります。



氷の質とは、ゆっくりそしてゼロ度以下の比較的高い温度で凍らせた方が、原料水の中に含まれるミネラルや他不純物をより多く排出され、氷の結晶がきちんと整列し氷の密度も高くなるのです。
そうすることにより、不純物が少なく固い氷となり、溶かした表面は艶があります。
このような氷を純氷といいます。
これとは逆に低温で急速に凍らせた場合、不純物を多く含み、艶のない氷となってしまいます。
コンビニなどで販売している氷は純氷です。
家庭で作ることは難しいので、買ってきます。



氷の保存ですが、家庭用冷蔵庫についている冷凍庫は−18℃前後に対し、業務用の簡易アイスストッカーは−28℃前後と冷却する温度が違うのです。
もちろん、低い温度で保存したほうが固く溶けにくい氷となります。
Yahoo!オークションなどでアイスストッカーと検索すればいくつか出てきます。
設置スペースさえあれば、このアイスストッカー、氷保冷以外にも重宝するはずです。


ソフトドリンク

例えば、スクリュードライバーですと、濃縮還元された市販のオレンジジュースでなく、ストレート果汁のフレッシュオレンジを使用するだけで、驚くほど美味しいスクリュードライバーができあがりますヨ。
『なんか大掛りだな〜・・・。』と感じたあなた!
そのように思う理由は、コストと手間でしょう。



コストは、濃縮還元オレンジジュースより高いでしょうが、1個60〜100円程度の小ぶりのオレンジで熟したものを選べば、5個で約300〜400ml の果汁が絞れます。
360ml のグラスに氷をいっぱい詰めて使うオレンジジュースの量は90〜120ml 位ですので、約2〜3杯で300〜500円程度とうい計算になります。
あと、ウォッカと氷のコストが加わりますが、驚くほど美味しいスクリュードライバーが、高いか?病みつきになるか?



オレンジを絞る手間ですが、ハンドジューサースクイーザーもありますが、“イキイキ酵素くん DA-980” や “ベジフル ZJ-B1” など低速圧搾ジューサーを試してみてはいかがでしょう?
一般的なミキサーと比べると少し高価ですが、低速で圧搾するジューサーの活躍はカクテルだけにはとどまらず、搾られた野菜や果物のジュースは『市販の濃縮還元によるジュースは何なんだ・・・。』と思うほどです。
洗い物の手間も、食事の食器についでに洗えばほとんど手間には感じないでしょう。


季節のカクテル

オレンジはほぼ1年中手に入りますので季節に左右されないフルーツですが、スーパーなどでは痛む前の季節物のフルーツを投売りするときがあります。
フルーツ旬カレンダーを参考にフルーツカクテルを作ればコストは断然下がります。