鹿児島モルトウイスキーラボ BarBILBAO

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もし僕らのことばがウィスキーであったなら

村上春樹さんはウイスキーと水を注文して、半分はストレートで味わい、後の半分を水で割ってのむんだとか。
『澄んだ水と美しい琥珀の液体が、比重の違いのもたらす滑らかな模様をしばらくのあいだ描き、やがてひとつに溶けあっていく。』
小説家の文章って素晴らしい・・・。

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

もし僕らのことばがウィスキーであったなら (新潮文庫)

by Bar BILBAO


BOOKデータベースより

シングル・モルトを味わうべく訪れたアイラ島。そこで授けられた「アイラ的哲学」とは?『ユリシーズ』のごとく、奥が深いアイルランドのパブで、老人はどのようにしてタラモア・デューを飲んでいたのか?蒸溜所をたずね、パブをはしごする。飲む、また飲む。二大聖地で出会った忘れがたきウィスキー、そして、たしかな誇りと喜びをもって生きる人々―。芳醇かつ静謐なエッセイ。

村上春樹(ムラカミハルキ)
1949(昭和24)年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。’79年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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