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霧島アートの森


今回、アウトドアでウイスキーハイボールの舞台は『霧島アートの森



霧島アートの森への交通アクセスは、鹿児島中央駅からだとJRと湧水町営ふるさとバスを利用します。
JRは、“はやとの風”という九州新幹線開業に伴ってできた、観光特急がお勧めです。


これがなかなかモダンで、車内も凝っており、観光向けに流れる車内放送が、長時間の乗車でも飽きません。
というか、『もっと乗っていたかった。』というのが正直な感想です。
はやとの風”でJR栗野駅まで行きます。
通常特急でも行けますが、日豊本線から肥薩本線へ隼人駅で乗り換えなくてはなりませんし、不思議なことに、“はやとの風”のほうが運賃が10円安いのです。



JR栗野駅に到着する前に、少し途中下車してみます。
はやとの風”の道中で、注目を浴びている嘉例川駅は、創業1903年(明治36)1月15日と100年以上の歴史を誇っています。
3駅先の大隈横川駅と共に開業当時のままの駅舎が残っている貴重な存在です。
となりのトトロに出てきそうな駅でした。
はやとの風”は、嘉例川駅で6分間ほど停車してくれて、改札の出入りも自由です。
はやとの風”の片道所要時間は1時間24分、自由席で1,750円。



JR栗野駅からは、“湧水町営ふるさとバス”を利用します。
はやとの風”との乗り換えもスムーズで、待ち時間は5分程度でした。
驚くことに、バス運賃はなんと100円です。
JR栗野駅から少し走ると山道が続きます。
よくこんな狭いクネクネ道を大きなバスが通るな〜・・・、と思いながら約20分。
視界が開けてきたら、そこは霧島アートの森です。



片道の全体所要時間は約110〜120分(2時間ほど)でしたが、自然が豊かな霧島の車窓は、全く長く感じません。
交通費は合わせて、片道1850円。



霧島アートの森屋外展示場入り口で、ニコニコしている案内のおばさん?に『食事は屋外でしてもいいですか?』との問いかけに『どうぞ、どうぞ。大自然の中で美味しい空気とともに食事をなさってください♪』
基本、飲酒はダメなのでしょうけど・・・。
私の最もお気に入りは“気流―風になるとき”。
この作品の近くでウイスキーハイボール手造りサンドイッチ



霧島アートの森は、屋内展示場と屋外展示場に大きく2つに分かれます。
余計なお世話ですが、お勧めは断然屋外作品館で、『せっかく来たのだから、全館フリーパスのパスポートを・・・。』と考え、何度か失敗しました。
屋内イベントで展示されているものは芸術なのでしょうが、どうしても商業的なにおいが・・・。
アラーキー写真展がまさにそのものだったので、その異臭が取れないのかもしれません。
ただし、イベントの展示会場になっている建築物は一見の価値があります。



湧水町営ふるさとバス”は、平日だったせいか行きも帰りも私ら一組でした。
帰りにバスの運転手さんから話しかけられ、『帰りのJRが15:02だったら、駅の裏手にちょっとした観光名所があるので行かれてはどうですか?そこで降りると時間も少しありますし、駅のホームに直接いける歩道橋もありますよ♪』。
案内されるまま指定のバス停で降りると、日本名水百選にもなっている丸池があり、霧島山麓の水が、澄んだ池の砂底を押し上げてこんこんと湧き出ています。
まこときれいな丸池で、春には周辺に桜が咲き誇り、夏には蛍も見ることができるそうです。
湧水町の町名由来を感じることのできたひと時でした。
by Bar BILBAO



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