鹿児島モルトウイスキーラボ BarBILBAO

#鹿児島 #騎射場 Since1999

アスタ・モリス × 秩父蒸留所 2010/2016 5年

Asta Morris CHICHIBU DISTILLERY 2010 5yearold

アスタモリスの初ジャパニーズウイスキーはなんとイチローズモルト。
“アスタモリス・秩父2010”、定価は税込み16000円程度ですが結構高めの案内。
でも、買っちゃいました。
ラベル右下、アスタモリスのカエルがヒョッコリ顔を出してます。
Asta Morris CHICHIBU DISTILLERY 2010 5yearold,
Virgin Hogshead 1st fill, Cask No.702, 52.3%
Distilled 2010, Bottled 2016,
380本限定



2016年秩父ウイスキー祭りで特に評価が高かった“アスタモリス・秩父2010”、入手は絶対に無理だわ〜・・・と忘れていたらひょんな所で売ってました。
アスタモリス・秩父2010、ガイアフローと各酒販店は4月21日一斉発売のはずですが、まず検索に引っかかりません。
オンライン販売してくれる酒販店はないということです。
新樽イチローズモルトは、BarBILBAOでは2回目。
1度目は“イチローズモルト ニューボーン・ヘビリーピーテッド 高島屋オリジナル”で新樽初体験でしたが、まぁ、そのパフォーマンスに驚かされることと言ったら・・・。
ヤフオクでは高騰しすぎのような・・・と思えるジャパニーズウイスキーも、イチローズモルトはそれだけ出しても欲しいという気持ちはわかる。
アスタモリス・秩父2010、5年経ちピートの誤魔化し無しで来ましたよ♪
まだ抜栓してません。
飲みたいけどね〜・・・1〜2杯売れて在庫というのはスゴく嫌なので、問い合わせがいっぱいあるといいね。
by Bar BILBAO


アスタモリス・秩父2010、バート氏テイスティングコメント

香り:バニラとシトラスをたっぷりと感じ、エレガントなオークも香る。私が初めて日本を訪れた時のことを思い起こさせるような、愛しい気持ちが蘇る香り。
味わい:パワフルでクリーミー、エレガントなオークが何層にもなって感じられ、オレンジと優しいバニラの味わい。
余韻:日本の繊細な技術を感じるような丸みを感じ、長く続いていく。


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アラン 1997 18年, スーパープレミアムカスク

ARRAN 1997 18yearold, Super Premium Cask

スーパープレミアムカスクシリーズは、ウィスクEから2度目のリリース♪
ただでさえアランのシングルカスクは人気が高いのに、18年オーバーのアラン1997スーパープレミアムカスクとくれば倍率が極端に上がる。
ARRAN 1997 18yearold, Super Premium Cask,
Oloroso Sherry Hogshead, Cask No.579, 51.4%
Distilled 1997/04/14, Bottled 2015/12/07,
251本限定



アラン蒸留所のパフォーマンスはトップレベルで生産量は小規模、しかし、世間のシングルモルトは高騰しているというのに相変わらず良心的な価格。
ウィスクEの姿勢も大きいでしょうけど。
ファンになるにはこれで十分なのに、2011年の東北大震災では一樽寄与するなど、どこまでも親しみが持てる蒸留所。
実は BarBILBAO の狭いバックバーで、一番場所を占領しているのがアランだったりします
(*^^)v
カスクフィニッシュから新作のイリシットスティルズまで10種程度。
アラン1997スーパープレミアムカスク、全国のモルトファンが渇望する中なんとか確保。
しかし、鹿児島でもウイスキー人気が広まったとはいえ、シングルカスクに至る道はまだまだ遠くの彼方。
でも、アラン1997スーパープレミアムカスクなど高品質のシングルカスクは紹介しない訳にはいかない。
ところでアラン1997スーパープレミアムカスクは、“Exclusive for whisk-E”。
すなわち、ウィスクEプロデュースの日本オリジナル。
したがって、スーパープレミアムカスクという呼称で、海外情報を探しても当然ありません。
以前紹介した“プレミアムカスクセレクション”はアランオリジナル。
ボトルが同じなのでオフィシャルと勘違いする方も偶にいますので念のため。
by Bar BILBAO


アラン1997スーパープレミアムカスク、ウィスクEプロモーション

“スーパープレミアムカスク”とは、18年以上熟成した樽の中から飛び抜けた品質のシングルカスクを、蒸溜所のマネージャーがセレクトした特別なシリーズ。
アラン1997 スーパープレミアムカスクは、オロロソシェリー樽の18年熟成で、シングルカスク、カスクストレングスでボトリング。
香りは蜂蜜、ベイクドピーチ、オレンジマーマレード、胚芽クラッカー、オークスパイス。
味わいは焦がし砂糖でコーティングされた濃厚でなめらかなクレームブリュレ、レーズン、オレンジコンフィ、ヘーゼルナッツ、奥からゆっくりとシェリーの旨味とともにホワイトペッパーのアクセント。
18年熟成ならではのアランの魅力がたっぷりと詰まったボトリングです。


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鹿児島ウイスキー新蒸留所名は、マルス津貫蒸留所

鹿児島ウイスキー復活!32年ぶり本坊酒造が津貫に新蒸留所
先日案内した日本最南端の鹿児島津貫ウイスキー蒸留所にて、4/17地鎮祭が行われた。
正式名称は “マルス津貫蒸留所”。
総工費5億、生産量は毎日600リットルの蒸留能力をもち、年間生産量10.8万リットルを目指す。
これはエドラダワー蒸留所が約9万リットルなので、スコットランド最少の蒸留所とほぼ同レベルとなります。
2016年11月から蒸留予定のマルス津貫蒸留所では、ピート麦芽の蒸留も行うがノンピートが主流となる・・・と本坊酒造。
これはトロピカルフルーツを意識しているからなのでは・・・と、勝手に勘ぐってみる。
ちなみに、2011年蒸留を再スタートさせた駒ヶ岳は、2011〜2014年まではピートモルトのみ蒸留。2015年蒸留からノンピートも蒸留開始。
これはもちろん本坊酒造の戦略。
そして、蒸留初期段階での乾麦(精麦)は外部委託だが、将来はフロアモルティングも取り入れ、×××も目指す。
×××は、人に言っちゃダメといわれた部分。



鹿児島ウイスキー復活!32年ぶり本坊酒造が津貫に新蒸留所
津貫蒸留所敷地内には、老朽化が進んだ高さ15mくらいのスーパーアロスパス蒸留機がそびえ立っているが、それをモニュメントとして残し津貫蒸留所のシンボルにするという。
やはりビジターセンターは、今は誰も住んでいない本坊邸が改修される模様。
まだ確定かどうかはわからないが、ビジターセンターでは、蒸留開始年のモルトウイスキーもいずれは発売する・・・カモ・・・。
もちろん津貫蒸留所限定販売。
2か月にも未たない創業ヴィンテージ、これは、逃すわけにはいかない!
毎週通わなければ・・・(;・∀・)

by Bar BILBAO


ウィスクイー・Theオーシャンズ, ラフロイグ 1997 18年

Whisk-e TheOcean's, LAPHROAIG 1997 18yearold

オーシャンズはブログ初♪
ウィスクイー・オーシャンズに限らず、日本オリジナルは情報が遅れます。
評価が耳に入るころは当然売り切れ。
海外向けが日本に入ってくる場合、入ってくるまでに海外サイトで情報が集まりますもんね。
でも今回は的を絞る時間はありました。
Whisk-e TheOcean's, LAPHROAIG 1997 18yearold,
Bourbon Barrel, 51.3%
Distilled 1997, Bottled 2015,
Cask No.62, 245本限定


巷で好評価を連発しているBBRと3Rのラフロイグ1997は、樽番号から推測すると同じディーラーでしょうか?
今回オーシャンズ・ラフロイグ1997もBBRコラボで樽番号#62とくれば、一連の仕掛け人はBBR社ダグラス・マクアイヴァー氏・・・かな。
全国のウイスキーフリークは知ってんだよね。
ただでさえ人気のラフロイグ、さらに注目ヴィンテージとくれば売り切れスピードが全然違う。
Googleサジェストが出てるという訳で、ダイナソー・ラフロイグ1997とオーシャンズ・ラフロイグ1997はビッグヴィンテージ入り。
価格は急騰したが、ラフロイグ90年代は今後ますます入手が難しくなるといわれています。
90年代で高スコア確実、モルトフリークが狙うモルトウイスキーは拾っとくのが正解。
鹿児島ウイスキーフリークの皆様、しかし、期待が膨らんでもスカということはよくありますので口にするまでは油断禁物。
by Bar BILBAO


オーシャンズ・ラフロイグ、ウィスク・イー テイスティングコメント

ウィスク・イーのオリジナルシリーズ“オーシャンズ”。
今回はあのBB&R(ベリーブラザーズ&ラッド)との初コラボで、タイプの異なる2種のアイラモルトをシングルカスク、カスクストレングスでボトリングしました。
ラフロイグ1997は、バーボンバレルで18年熟成。昔ながらのフロアモルティングを継承している数少ない蒸溜所で、強烈なピート香を有し、チャールズ皇太子が愛飲するシングルモルトとしても知られ、イギリス王室御用達に認定されています。
香りは18年の熟成によって、強烈なピートも程よく落ち着き、バニラ、そしてメロンやバナナのフルーツが広がります。
味はバニラクリームのたっぷり詰まったバナナクレープ、ホワイトペッパー、ヴィンテージシガー。アフターに塩気の効いたピートスモークが長く続きます。
18年という中熟期に差しかかり、程よく円熟したピートとフルーティな味わいのハーモニーが楽しめるアイラモルトです。


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鹿児島マルスウイスキー, ザ・モルトオブカゴシマ 迷蝶

MarsWhisky, The Malt of Kagoshima H.bolina

ザ・モルトオブカゴシマ 迷蝶 !!
あるご縁を頂き入手に至りました。
ありがたいことです m(_ _)m
MarsWhisky, The Malt of Kagoshima H.bolina 1984 25yearold,
Sherry Cask, 45%
Distilled 1984/05, Bottled 2009/10,
111本限定



マルスモルト迷蝶のラベルに、リュウキュウムラサキが描かれています。
また迷蝶とは、南の島に固有生息する蝶が台風などで運ばれ本州で発見される・・・そのような蝶を迷蝶というそうです。
まさか鹿児島熟成の樽が、台風で飛ばされ信州で発見された訳じゃないでしょうね。
“ザ・モルトオブカゴシマ”のデッドストックだそうです。
迷蝶にはシングルモルトと書いてある・・・。
なので、信州エイジングは無いと思う。ボトリングしてからのデッドストックでしょうね。
忘れられていたのか?故意にストックしていたのか?イマイチわかってないのですが、本坊酒造はスペック案内も作らず、HP掲載もせず、上得意に地域超限定品として卸したそうです。
また、500mlですが700mlでないのは本数を稼ぐためらしい。
そして、実際は70本程度しか市場には出回りませんでした。
1/3ほど社内販売されたからです。
九州限定とか?鹿児島限定とか?本州以上ではまず見かけないそうです。
まれに迷蝶がいるのかな(-。-) ボソッ
by Bar BILBAO


鹿児島マルスウイスキーコーナー作らないと

2015年末、軽井沢31年を注文する外人がいたが、声をかけるとあのステファンだ(@_@;)
ビックリしすぎてそれ以上しゃべれなかった orz
あとから本坊酒造の方に聞いたが、津貫蒸留所と屋久島ウェアハウスの視察で鹿児島に来たらしい。
鹿児島にウイスキー新蒸留所が出来るということは、国内外からウイスキーフリークが鹿児島に訪れることになる。
鹿児島マルスウイスキーの特設コーナーを設けないと(汗)
まずは“ザ・モルトオブカゴシマ 迷蝶”♪


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イチローズモルト秩父, オン・ザ・ウェイ2015

IchirosMaltChichibu, ON THE WAY 2015

BarBILBAOでは久々のイチローズモルト。
秩父蒸留所シングルモルトウイスキー第10弾♪
IchirosMaltChichibu, ON THE WAY 2015,
55.5%
Distilled 2008, Bottled 2015,
10700本限定



ジョーカーモノクロを飲んで、イチローズモルトが手掛けるミズナラ樽に悩殺されたBarBILBAO。
オンザウェイ2015にも、ミズナラ樽一樽が隠し味で入れられているそうです。
あの忘れられない感動を探し出すことができますかね〜。
オンザウェイ2015、アウトターン1万本以上と今まで最大の出荷数なのですが、半分の5千本くらいは海外に出荷され、なんと九州で取り扱い酒販店は鹿児島と大分の2店舗で36本だけとか
(@_@;)
飲食店を営まず、オンザウェイ2015を個人で入手できた方、恐れ入りますm(_ _)m
それにしても5000本ものオンザウェイ2015どこに消えたんでしょうね。
ところで、新たに偽造対策用セキュリティシールをボトルキャップに貼付され、このシールは一度はがすとVOIDという文字が出ますね。
by Bar BILBAO


オンザウェイ2015、ベンチャーウイスキー秩父プロモーション

2008年に操業を開始した蒸留所は、ゆっくりと、しかし着実に年月を重ねて、熟成庫にも時の香りがしっかりと満ちてきました。
今回オン・ザ・ウェイは、2009年から2012年までの個性豊かな原酒を選び、今ある秩父らしさを最大限に表現しました。
数十樽にも及ぶ原酒の中に、一樽だけ使用したミズナラの樽、その奥深い甘さと優しい木のぬくもりが、ブレンドにしっかりとした長い余韻と暖かさを与えてくれました。
深く穏やかな風味、ミントやレモンドロップのような爽やかさ。少し加水して更に広がる柔らかい甘さ。
それらの複雑な味わいを生かすために、アルコール分高め、ノンチルフィルター、ナチュラルカラーでボトリングしました。
時間とともにゆっくりと変化する秩父の今を、ぜひお楽しみください。


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マッカラン12年は味が変わった?

MACALLAN Edition No1 48%

マッカラン12年を6本購入したのですが、なんだか明らかに色の違うのが1本紛れている・・・。
なんだろ〜?平行かな??と裏書きを見てみると、色の薄いマッカランには“サントリースピリッツ”、色の濃いほうには“サントリー酒販”が刻印。
サントリーの事業内容の変更に従い、2015年より“サントリー酒販”から“サントリースピリッツ”へ社名変更しましたが、マッカランの中身までいじってくるとは思ってませんでした。
つまり、新しいマッカラン12年に旧バージョンが1本混ざっていたのです。
マッカランが変わった・・・と、誰か言ってましたがこういうことでしたか・・・。



全然気が付きませんでした orz
飲み比べると、色の薄いサントリースピリッツのほうがドライフルーツのような濃厚感が薄れている・・・しかし、バニリン様までボケているわけではない。クリーミーをより感じる?
以前のフルモデルチェンジのような落胆感はありませんが、リッチからクリアにシフトした感じ。
ラベルやボトルの形を変えたモデルチェンジは今まで幾度も経験しましたが・・・しかしよく見ると、なんだかラベルの紙厚が薄くなっており白みが増している。
写真では判りにくいけど、左が旧サントリー酒販、右が新サントリースピリッツ。
和紙っぽく金文字の発色がよく・・・そして全体的に文字ピクセルが大きくなり、マッカランハウスも大きく目立った分“MACALLAN”が若干下がっている。
この違いに気付く人は少ない気がするけど。
それとも知らんかったのは私だけ・・・とか・・・(-_-;)
by Bar BILBAO



今回は自宅で昼に見たから気付きましたが、BarBILBAOに直接配達されると暗いので・・・オフィシャルほとんど飲まないし・・・と言い訳してみる。
この分だとマッカラン18年など他のも変えてるでしょうね。
これは氷や水で割ることが多い日本向けだけなのでしょうか?
両方とも機会を見つけ確認してみたいと思いますが、とりあえず鹿児島ウイスキーファンの皆様、マッカラン12年ならビフォア・アフター両方置いときます。


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